経済学部の大学生が書きやすい卒論のテーマは? 経済学部におススメの卒論テーマまとめ
大学生であれば誰しもが頭を悩ませるのが卒論のテーマ決めです。
特に経済学部の学生さんの場合、扱う分野の範囲が広いということもあり「何をテーマに卒論を書き進めるべきか決められない」と感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はそんな経済学部の大学生に向けて、書きやすいオススメの卒論のテーマを4つに絞って紹介いたします。
これから卒論を書き進めるにあたって悩んでいるという経済学部の大学生さんにおススメの内容となっていますので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。
貧困などの格差問題
最近テレビやネットを問わず、様々なメディアで報道されている「貧困」の問題は経済学部の大学生が卒論に書きやすいおススメのテーマです。
「大人の貧困」や「子どもの貧困」のなど、貧困と言ってもジャンルは様々で、自分が気になるテーマを絞って研究を進めやすいというメリットもあります。
特に最近では「女性の貧困」問題が取り上げられる機会も多くなってきており、情報を集めやすい分野であるともいえますよね。
社会情勢の変化を踏まえた増税や物価の高騰などと絡めながら考えることでテーマの深堀りもしやすく、研究を進めるうちにピンときたものを卒論のテーマに選んでみるのも良さそうです。
日本人の抱える賃金問題
バブルが崩壊した後の1990年代から低迷が続いている日本人の賃金の低迷は、経済学部の大学生が卒論に書きやすいオススメのテーマです。
欧米の先進国などとの比較検証もおこないやすく、様々な角度からの検証が可能であることが卒論のテーマに日本の賃金問題を扱う最大のメリットです。
また、なぜ政府がこれまでおこなってきた賃金上昇のための政策がうまく機能しなかったのかについて研究してみるのも面白そうですよね。
最近ではユニクロを展開するファーストリテイリング社が社員の賃金を最大4割引き上げるなどのニュースも大きく報道されました。
このような大企業の方針が日本の企業全体の賃金問題にどのように影響するのか研究してみるのも面白そうです。
アベノミクスに関する考察
2022年の演説中、凶弾に倒れた安倍晋三元首相。
あの事件からいくばくかの月日が流れ、改めて安倍元首相の推し進めた「アベノミクス」に関して様々な議論が巻き起こっています。
日本の経済に大きな影響を与えた「アベノミクス」を卒論のテーマに選び、自分なりの考え方を提示してみることも経済学部の大学生にとっておススメです。
安倍元首相の政策を振り返り、今の日本経済にどのように影響を及ぼしたのかなどの情報やデータは、いまやネットや文献を問わず様々なところで見つけることができます。
在任中から話題に事欠かなかった安倍元首相であるがゆえに、その旗印でもある「アベノミクス」の政策に対して世間では賛否を問わず、様々な意見で溢れているのですね。
その為、多角的な考察がしやすいというメリットもありますので、書きやすい卒論のテーマに迷っている経済学部の大学生の方は「アベノミクス」が現在の日本社会に与えた影響について研究してみるのも良さそうです。
サービスや商品をよく利用している企業のマーケティング戦略
自分の好きなサービスや商品を展開している企業のマーケティング戦略に関して研究するのも、経済学部の大学生におススメの卒論テーマです。
若干経営学部寄りのテーマではありますが、経済学部の大学生が扱っても問題はありません。
企業のマーケティングといえばディズニーランドなどの戦略を分析するというイメージがある方も多いかもしれませんが、最近ではネットフリックスなどのコンテンツ産業など、独自のマーケティング戦略をおこなって成長している企業も珍しくありません。
また、コロナ禍においてのマーケティング戦略も企業ごとに特色が出ており、逆にコロナ禍という経済状況を利用して業績を伸ばしている企業も多くあります。
このような企業のマーケティング戦略について研究してみるのも面白そうですよね。
自分が良く利用しているサービスや商品を展開する企業に関して調べることで、興味を持ちやすく、楽しみながら卒論を書き進めることができるのもおススメポイントの1つ。
調べていくうちに深堀したくなるマーケティング戦略をおこなっている企業に出会えるかもしれないので、卒論テーマに迷う経済学部の大学生の方はぜひ1度調べてみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は卒論のテーマに悩む経済学部の大学生に向け、書きやすいオススメの卒論テーマを4つ紹介させていただきました。
どれも話題性の高い問題で、情報を集めやすく、より多角的に研究を進めることができるおススメのテーマとなっています。
ここで紹介した他にもSDGsなどの問題も話題性があり、興味を持って研究しやすいテーマとなっています。
調べていく中でさらに深堀りしたくなるようなテーマと出会えることもありますので、まずは見切り発車で研究を始めてみるのもおススメです。
みなさんもぜひ、楽しく学びながら深堀りしていける卒論のテーマを探してみてください。