卒論の口頭試問で落ちる場合ってどうなっちゃうの?

大学を卒業するまでに至るプロセスにおいて卒論を提出して卒業できると考えている学生の方はとても多いと思われます。そんな方が知らなかったと驚く口頭試問への対策について紹介します。

口頭試問とは面接官が学生に対し卒業の際、卒論の内容を真の意味で理解できているか、基礎知識などはあるのか質問する最終的なチェックでもあり非常に重要と言える面接の時間です。論文を出し口頭試問までにはおおよそ1ヵ月の期間があります。

大学の卒業論文を提出した後に待ち構えている口頭試問(卒業面接)はある大学と卒論のみ提出して卒業できる大学とがあり事前にそれらの情報を把握しておくことが大切です。面接官の雰囲気や面接の内容も状況によって違うことがあるので面接の前には緊張しないようリラックスを心がけ論文についての見直しなどもあわせ復習しておくことが大切です。

この面接に落ちてしまった場合学生は大学を卒業することができません。自分の専攻している学科でこれまで何を勉強してきたのか、学んだことを社会で活かすうえでも知識が身についているのかチェックされる面接でもあります。

口頭試問を受ける前に必ずやっておきたいことのひとつに、自ら勉強しまとめた卒業論文の具体的な参考資料や引用した箇所、調査した情報などについてあらかじめ復習の意味でも見直ししっかりと覚えなおすことが大切となってきます。覚えた知識も重要な部分以外の意外な記憶が抜け落ちてしまっていることは本当に多く、しっかりと勉強したつもりでも面接の際、これまで全く勉強してこなかったように物忘れしてしまい緊張で頭が真っ白になってしまうことは非常によくあることです。何度も基礎知識においては忘れてしまわないようにノートにまとめ復唱し、論文を読み直すことが大切です。調査や検索などをして得た情報も、連絡がつく場合は情報源となってくれた方と再びコンタクトをとるなどし入念に再び勉強しておくことも大切だと言えます。

面接官のなかにも基礎的な知識のみの質問にとどまるケースや、日常会話を挟んで緊張を和ませようとしてくれる方がいる場合もあります。なかには全く論文に乗っていない知識について質問されることもありますので、自分が調べたことがらに対し関連する情報はなるべく多くの見聞を重ね面接までシュミレーションすることが重要です。

自分と同じジャンルの論文を執筆している友人と意見交換を重ねたりすることで学んだ知識や論文の内容を改めて深く身に着けてゆくことができます。面接においてのシュミレーションも学生同士で実践してみることをお勧めします。

そして、もし可能であれば論文についても暗記ができるように毎日読み込んでおくことも大切です。

いくつかの想定できるちいさな問答集をつくり、ランダムで質問交換をしあうことも非常に効果があります。

全く論文の内容を読み返さない場合と毎日しっかりと復習した場合とでは結果として大きな差が開き面接時においてもすらすら質問に答えられるまでに知識を身に着けることができるでしょう。
学生同士でシュミレーションを行う際には、質問内容についてチェックシートをつくったり、全く想定していない質問を数問まぜて質問や意見を出し合う方法がとてもお勧めです。また卒業シーズンは非常に体調を崩しやすい季節でもあるので体調管理においてもしっかりと気をつけて面接を乗り切れるように自己管理をしておきたいものです。

また口頭試問を受ける1か月のあいだに卒論を見直してつくられる正誤表というものがあります。

こちらは大学によって体裁は異なりさまざまですが自らの論文などに誤りがあったり記入におけるミスなどがあった場合には正誤表をとおして口頭試問の面接官に報告することができます。論文においても大切なことは論理的に説明がなされているか、論理的に論文が書かれているかというポイントを一番重視されていることがほとんどですので、学生の記入ミスや情報の微細な間違いなどを正誤表より報告した際にも面接官もその点について考慮してもらえる場合がほとんどです。また知識を復習するうえでも、英語や古文などの読み方や意味、文章が使われた資料や書籍などにおいても質問されることがありますので詳細な知識についてもしっかりと覚えるよう努力し論文の内容も面接の際自信をもってできる限りすべて説明できるように覚えておきましょう。最後に質問の中でも特に重要なことが4年間で勉強してきた学部や学科においての基礎知識を質問されることがあるケースです。最後の集大成としての論文でもあるため、その論文を書くまでに至った大学で勉強してきた内容において質問されてしまうことがあります。論文を読み込むだけではなく、4年間のおさらいを徹底し行い面接に備える必要があります。このように口頭試問が最後に控えている場合は卒業に至るまでの学生にとって最後の砦でもありますので面接におちて卒業できなかったということにならないように入念に準備を進めておきたいものです。

また、卒論については、↓コチラのサイトも、とても参考になります。

レポートセル.com

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