卒論の誤字脱字って不合格になるの?対策は?
これから卒論を書かなければいけないと悩んでいる人は多いでしょう。
卒論は大学を卒業する上で絶対に必要になる課題で、多くの学生が一生懸命に取り組んでいます。
しかしながら、卒業論文を提出しても、大半の学生は不合格になって再提出を要求されるのが現状です。再提出になると10000〜20000文字の論文を全て見直す必要があり、さらに学生を苦しめます。
卒業論文が不合格になる原因は複数ありますが、最も多い理由は「誤字脱字」です。
そこで本記事では、誤字脱字によって卒業論文が不合格になるという事態を防ぐ為の対策を解説していきます。
卒業論文の誤字脱字は不合格になる
結論ですが、1つでも誤字脱字があれば卒業論文は不合格になる可能性が高いです。
普段の授業のレポート課題に比べて教授は細かく内容を確認する為、ほとんどの確率でミスがあれば発覚します。もちろん1つでもミスがある状態で合格にすることはないので、誤字脱字があれば確実に不合格になって再提出を求められると理解しておきましょう。
その為、卒業論文を提出する際は、誤字脱字が無いか入念に確認する必要があります。
卒業論文の誤字脱字を無くす対処法
それでは、誤字脱字を無くすために行うべき対処方法を解説していきます。
論文を執筆する人は、これから紹介する方法を確認して誤字脱字を無くすようにしましょう。
ツールを使って執筆
文章校正ツールを使って執筆を行えば、誤字脱字を簡単に見つけることができます。
例えばWordを使って執筆すると、「文法ミス」「ら抜き言葉」「表現ミス」「誤字脱字」の箇所が赤線で表示されるので、簡単にミスを防ぐことが可能です。
メモやテキストを使うと文章にミスがあっても全く表示されないので、10000〜20000文字の卒論を執筆していると絶対に誤字脱字が発生します。
Wordなどの文章校正ツールもAIが文章を判断しているので絶対ではありませんが、利用した方が誤字脱字などを減らせるのは明白です。
これから卒論の執筆を始める人は、文章校正ツールを使って執筆を行いましょう。
自分で読む
卒業論文が一通り完成したら、自分で声に出して読んでみましょう。
黙読より口に出して読んだ方が、誤字脱字や文法ミスを見つけやすくなります。
また執筆後に読むことも大切ですが、時間を置いて再度読み直すことで、新たなミスを発見できる可能性を上げることが可能です。
文章校正ツールだけに任せるのではなく、自分で確認することでミスを無くせる可能性が高くなります。
他の人に読んでもらう
文章校正ツールを使ってエラーが表示されず、自分で読んでもミスを見つけることができない状態になれば、他の人に読んでもらうようにしましょう。
自分で読んでいると執筆中の先入観が入ってしまいますが、他人であれば何も知らない状態なので、新しいミスを発見しやすくなります。
また自分では問題ないと感じていた言い回しや表現だとしても、他人が読むと違和感を覚えるケースは少なくありません。
他人が違和感のない卒論を作ることができれば、教授に提出しても1発で合格する可能性が高くなります。文章を書くのが得意な人でなくても問題ないので、とりあえず卒論が完成したタイミングで他人に読んで貰いましょう。
誤字脱字以外に卒論が不合格になるケース
先ほどは誤字脱字によって卒論が不合格になるケースを紹介しましたが、他にも不合格になるケースはあります。
どのような場合であれば卒論が不合格になるのか、いくつかのケースを解説するのでご確認下さい。
内容が不十分
そもそも内容が不十分であれば、卒論が合格になることはありません。
しっかりと研究をして、文献などを用いて根拠のある論文を作らなければ、合格を貰うのは難しいです。
10000〜20000文字を執筆する必要があるので、テーマに関しては必要以上に調べるようにしましょう。
参考文献が記載されていない
参考文献を全て掲載していないことが理由で、論文が不合格になるケースも非常に多いです。
大前提として、自分が参考にした「書籍」「雑誌」「インターネット記事」は全て参考文献として掲載する必要があります。
しかしながら、特に参考にした「書籍」「雑誌」「インターネット記事」のみ記載している学生が非常に多いです。
参考文献を書いていないことが原因で不合格になった学生の多くは、何を参考にしたのか忘れている為、そもそも文章を変えなければいけない状態になります。
少しでも参考にした「書籍」「雑誌」「インターネット記事」は、必ず参考文献として記載するようにしましょう。
まとめ
本記事では、これから卒論を書く学生に向けて、不合格になるケースや誤字脱字の対策について徹底解説しました。
卒論の再提出は非常に面倒で、場合によっては数週間の期間を使って修正が必要になる場合もあります。
また学校の評価にも関係してくる為、できるだけ1発で合格になるよう対策を行いましょう。
不合格の理由で最も多いのは誤字脱字ですが、文章校正ツールや自分での見直しを行えば、十分に対応することができます。是非実践して下さい。