卒論の文字数が足りない場合の対処法!
卒論では、基本的に2万字程度の論文が要求されます。ちょっとしたレポートしか書いたことがない学生にとってはかなりハードルが高いはずです。
実際に書いてみたら規定の文字数の半分しかいかなかった、なんてこともあるでしょう。その場合は、もう一度書籍や資料などを読み込んで知識を増やすことで、自然にボリュームを増やすことができます。
とはいえ、
- 提出期限まで時間がない、今すぐ文字数を増やさないと…
- 今から勉強し直すのはめんどくさいな…
なんて方も多いですよね。そこでこの記事では、何千文字も増やせてしまうテクニックを紹介します。
卒論で足りない文字数を稼ぐ方法
規定の文字数まであと少しであれば、単語や語尾を工夫してちょこっと増やすことは可能です。ただ、何千字と足りない場合はなかなか厳しいですよね。
そういった際に役立つテクニックが3つあります。
- 序論のボリュームを増やす
- 同じ分野の論文をひたすら読んでみる
- 謝辞を丁寧に書く
それぞれ詳しく紹介します。
序論のボリュームを増やす
卒論のなかで一番増やしやすいのが序論です。研究背景などを書く部分で一般常識レベルの知識しか使わないため、研究結果など専門知識が必要な部分に比べて文字数を稼ぎやすくなります。
序論で文字数を稼ぐ際は、研究背景に説得力を持たせることを意識しましょう。
例えば、
○○をよくしたい
↓
○○を研究目的とする
これだけでは教授を納得させられません。当然文字数も少なくなってしまいますよね。
○○をよくしたい
↓
よくしたい理由は○○だから
↓
それを解決するには○○が必要
↓
だから○○を研究目的とする
上記のようになるべく研究テーマに選んだ理由を肉付けることが大切です。そこに政府や研究機関の報告書などの具体例を付け加えることで、さらに説得力を持たせながら文字数を増やすことができます。
このように「なぜこの研究をおこなうのか?」を追求することで、足りない文字数を自然に補うことができるでしょう。
同じ分野の論文をひたすら読んでみる
序論のボリュームを増やしてみたけどそれでも文字数が足りない、そんな時は同じ分野の論文をたくさん読んでみるのをおすすめします。
序論〇ページ
研究結果〇ページ
結論〇ページ
など
上記のように段落に分けて文字数をカウントし、自分の卒論を照らし合わせることで、どの部分のボリュームが足りないかを確かめることができます。もちろん研究内容によっては文字数のバランスが全然違うので、あくまで目安として捉えておきましょう。
謝辞を丁寧に書く
謝辞は指導教員などに関係者に感謝を述べる卒論ならではの項目です。この部分も足りない文字数を補う上で重要になります。
家族や研究メンバーなど、あらゆる人に対する感謝の言葉を書き連ねていくことで、新しい知識を増やすことなく文字数を補うことができます。
ただし注意しなければいけないのが「謝辞を文字数に含めるかどうか」です。謝辞は卒論の一部であるため、基本的には文字数としてカウントされます。ただ、大学によってはカウントされない可能性もあるため、必ず確認しておきましょう。
卒論の文字数を増やす際の注意点
卒論の文字数を増やす際に注意しなければいけないのが、参考文献は文字数に含まれないことです。
さまざまな資料を持ってきて引用することは卒論の内容を充実させる上で重要ですが、文字数を増やすことはできません。必ず参考文献は省いて文字数を確認するようにしましょう。
ちなみにwordなどで書く際は参考文献部分を抜いて文字数カウントできる機能が搭載されているので活用してみるといいかもしれません。
まとめ
この記事では卒論の文字数が足りない際の対処法を紹介しました。卒論の文字数を増やすためには、以下の3つが大切です。
- 序論のボリュームを増やす
- 同じ分野の論文を読んでみる
- 謝辞を丁寧に書く
卒論のクオリティを下げずに違和感なく文字数を増やしたい、そんな方はぜひ試してみてください。