卒論って落ちるの?落とされた場合はどうなる?
卒論は大学を卒業するために欠かせない課題です。多くの学生が卒業に向けて必死に作業を進めています。
そんな中、
- 卒論って落ちることあるのかな?
- 卒業論文が不可だったらどうなっちゃうんだろう
- 今までこんなに長い文章を書いたことが無いけど、ちゃんと合格できるかな
- 落とされたらどうしよう?
など不安でたまらない方も多いでしょう。
そこでこの記事では、卒論は落ちるのか、落ちた場合はどうなるのかについて紹介します。後半では文章を書くのが苦手な人でも合格するためのコツを解説しているので、ぜひご一読ください。
卒論が落ちることはある?
結論から言うと、卒論が落ちることはあまりありません。なぜなら、学生が書く論文には公の場で発表するほどの高いクオリティは求められていないからです。
例えば、
- 文章が下手で読みづらい
- 内容が浅い
など、上記のような質の部分で落とされる心配はほぼありません。
ただ、期日をすぎたり、ほぼすべての文章がコピペだったりなど、ルールを守らなかった場合は不合格となる場合があります。また、品質の面で落とされる大学も無いわけではありません。
卒論が落とされた場合はどうなる?
卒論が落とされた場合は留年となり、もう一年間大学に在籍することになります。当然内定も取り消しです。企業によっては一年後の卒業を待ってくれる場合もありますが、基本的にはもう一度就職活動をしなければいけないと思っておいた方がいいでしょう。
卒論の審査を突破するための方法
卒論が不合格となってしまうと、これまでの努力がすべて水の泡となってしまいます。周りの友達と一緒に卒業し、内定を貰った企業に入社するために、絶対に卒論を合格しなければいけません。
そこでここからは、卒論の審査を突破する方法を3つ紹介します。
クオリティよりスピードを重視する
卒論を書く際は、クオリティよりスピードを重視して作業を進めましょう。期限を過ぎてしまっては、どんなに良い論文を書いても不合格となってしまいます。
いろいろな文献を読んで知識を深めたり、自分で研究を進めて知見を得たり、表現方法や言い回しを考えたりなど、論文にはこだわるポイントが無数にあります。ただ、もちろんそういった部分も大切ですが、結局期限内に完成しなければ意味が無いのです。
とりあえず大雑把でいいので最後まで書き上げ、その後時間があれば細かい修正をしていきましょう。
ちなみに、教授によっては提出後におかしな点を指摘してもらえる場合もあります。そういった可能性も踏まえて、まずはスピード第一で完成させることが大切です。
ルールを厳守する
必ず論文のルールにしたがって作成しましょう。ルールを守れていない場合は内容に関わらず不可となる場合があります。
例えば、
- 文字数
- ページ数
- 提出の形式
など。
文字数やページ数に関しては多少前後しても問題ありませんが「文字数が指定の半分以下しかない」などルールから逸脱してしまうと危険です。
また、パクリやコピペもルール違反です。厳しくチェックしないからバレないだろうと思っている方もいるかもしれませんが、大学によってはツールを使ってネット上や文献に同じ文章が無いか確認する場合もあります。
そうでなくても、その分野の専門家である教授が読めば、学生が自分で書いたか、本から丸コピしてきた文章なのかはわかってしまいます。当然、語尾や単語を入れ替えるなど小手先の対策をしてもバレてしまいますので、危険です。
ただ、ネット上の情報や文献などを参考にする分にはOKです。その際は必ず参考文献として明記しておきましょう。
友人同士で情報交換をする
友人同士で情報交換できるようにしておくことで、期限忘れを防ぐことができます。
卒論には最終的な提出の前に、中間発表や論文要項提出などいくつか締切が設けられていることがあります。他の講義の課題などと重なるとつい忘れがちになってしまうので、友達同士で常に確認できるようにしておくことおすすめします。
まとめ
この記事では卒論は落ちるのか、落とされた場合はどうなるのかについて紹介しました。卒論が落ちることはほぼありません。まじめに書けばクオリティが低くても合格としてもらえるでしょう。
ただ、決まりごとを守らなかったり、コピペをしたりなど、ルールから逸脱してしまった場合は落とされることがあります。卒論が不合格となった場合、もう一年間大学に通わなければいけないくなり、内定も取消です。
そうならないためにも、以下の3つを意識しておきましょう。
- クオリティよりスピードを重視する
- ルールを厳守する
- 友達同士で情報交換する
卒論を一発合格でクリアし、4月から社会人デビューを飾れるよう頑張りましょう。