【大公開】卒論の文字数の平均は・・・

大学生活は毎日楽しく刺激に溢れています。しかし、楽しい大学生活にも4年間という限りがあります。
そして、大学を卒業するには卒業論文の提出が必要です。
卒業論文は大学での学びの集大成です。
一般的には、大学3年生になるとゼミに入り、2年間をかけて学びを深めながら、自分の研究テーマをまとめていきます。
全ての大学・学部で卒業論文が必須というわけではありませんが、現状ではほとんどの大学・学部で卒業論文が必要になってきます。
そんな卒業論文ですが、仕上げるには一体どのくらいの文字数が必要なのでしょうか。みなさんの平均はいくつなのでしょうか。
論文というからには、たくさん書かなければ、というイメージがあります。

卒論に必要な文字数は、一般的には、少なくとも10000字以上、平均では、20000字と言われています。
よくある原稿用紙は400字詰めなので、20000字というと原稿用紙50枚分になります。
考えるだけで、ちょっと気が遠くなってしまいますね。

所属している学部が理系か文系かでも文字数が変わってきます。
理系の場合は、卒業論文というよりも、卒業研究という言い方をすることもあります。
卒業研究では、研究室で日々行っている実験テーマの結果を体系的にまとめることになります。
必要に応じて図表やグラフなども多く使うことから、文字数としては20000字よりも少なくなる場合もあります。
ただ、分野によって書き方が決まっていたり、言い回しが決まっていたりすることも多く、下手な細工で文字数を稼ぐことはできません。

文系の場合も、ただ文章を書けば良いということではなく、あくまでゼミで行ってきた自分のテーマに沿って、論文を仕上げることになります。例えば、漢字で書くべきものをひらがなで書いたり、わざと必要以上の接続語を使って文字数を稼いだりしても、受理されません。

さて、卒論はどのように書いていくのでしょう。
20000字もの多くの文字を手書きで書くのはあまりにも大変です。
そのため、今の時代はパソコンで文章を作成して卒業論文を提出する方法が一般的です。
Wordなどのワープロソフトで書くことが多いです。
簡単な誤字脱字はWordが発見してくれるので、便利です。
また、卒業論文を書き上げる途中に、担当教授やゼミの先輩に論文を添削してもらうこともあります。
そのようなとき、Wordを使っていれば、修正箇所を簡単に直すことができます。
ただし、パソコンが使えるからといって、インターネット上にある文章をコピーしたり、先輩の卒業論文をコピーして使ったりすることはやめましょう。大学では、コピーなどをとても厳しくチェックしています。少しくらいならバレないかな、と思って文字数を稼ぐためにコピーをするようなことは、やめましょう。せっかく4年間通った大学なのに、最悪の場合卒業取り消しになるような場合も考えられます。

卒論を仕上げていく過程では、中間発表会などが開催される場合もあります。
これは、卒論を書いていく途中で研究内容を確認する場です。
現段階でどこまで研究が進んでいるのかを、ゼミの仲間や担当教授に確認してもらうことで、研究の方向性が間違っていないかどうかを確認するのです。卒業論文を書き上げる上では、その内容が独りよがりではなく、大学4年間の研究成果として妥当であることが必要です。そのため、ところどころで内容を確認する必要があるのです。

中間発表会では、場合によっては厳しい指摘を受けてしまったり、大幅に書き直しをさせられてしまうようなこともあります。
ですが、途中で指摘してもらえるだけマシだと思いましょう。
20000字もの長文を書き上げてから「それはだめです」と言われてしまったら元も子もありません。
途中で受けた指摘には素直に従い、卒論を仕上げていきましょう。

卒論の文字数は平均で20000字と言われていますが、中には10000字~15000字でいいというゼミもあります。
担当教授によって、卒論への考え方が違うことも多いに考えられるのです。
あまりにも文章が苦手だという人は、ゼミに入る前に、できるだけ卒業論文の文字数が少なくて済むゼミなどを探しておくことも一つの手かもしれません。ゼミに入る前に先輩に卒論について質問してみましょう。
逆に、30000字書かなければならない、というゼミもあると聞きます。
文章が苦手なのに、30000字も書くのはあまりにも大変かもしれません。
卒論を作成する前の事前調査は意外と大切です。

既に卒論の提出期限が迫っていて、これから文字数を稼いていかなければならない状況であれば、文字数を稼ぐために少し言い回しを工夫してみることも必要かもしれません。

卒論を書き上げたあとは、きちんと読み直してみることも必要です。20000字もの文章を読むことは大変かもしれませんが、日本語として意味が通る文章であることが必要です。
20000字も書くのは大変ですが、書き上げたあとの爽快感は、何物にも代えがたいです。

また、卒論については、↓コチラのサイトも、とても参考になります。

レポートセル.com

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