卒論が引用ばかりになってしまう場合の対処方法を紹介 引用ばかりの卒論にしないためのポイント4選!
卒論を書き進めていくうちに、内容が引用ばかりになってしまい困っているという大学生の方って意外と多いのではないでしょうか。
自分の言葉で表現しようとするけど、いざ書き始めると何かの本で読んだ内容しか頭に浮かんでこずに、結局引用ばかりになってしまうというのは、実はよくあることなんです。
そこで今回は、自分の卒論が引用ばかりになってしまうと悩んでいる大学生の方に向けて、卒論が引用ばかりにならないためのポイントを4つに絞って紹介していこうと思います。
ぜひ最後までご覧いただければと思います。
引用ばかりの卒論にしないためのポイント4選
- 自分なりの仮説を立ててから執筆を開始する
- 研究テーマを広げ過ぎず、具体的に絞り込む
- アウトプットで自分の考えを深堀りする
- 興味を持ちながら取り組めるテーマを研究する
自分なりの仮説を立ててから執筆を開始する
執筆をスタートする前に自分なりの仮説を立てておくことは、引用だらけの卒論にならないようにするための重要なポイントです。
卒論のテーマに関する文献を読み込んでいくうちに、あなたにもきっと何か1つくらいは疑問に思うことが浮かんでくるのではないでしょうか。
その疑問を解決するための具体的な仮説を1つでも立ててから研究に入ることができれば、卒論の中で自分の考えを述べる割合をグッと増やしやすすることができます。
独自性のある仮設を立てることは決して簡単なことではないですが、本文中の引用数を減らすためにとても重要なポイントなので、必ず抑えておくようにしましょう。
研究テーマを広げ過ぎず、具体的に絞り込む
長い文章を書けるかどうかが不安になるあまり、テーマを抽象的に広げ過ぎてしまうのは卒論が引用だらけになってしまう原因になります。
内容を深掘りしやすくするためにも、研究テーマは具体的かつ絞り込んだものに決定するようにしましょう。
研究テーマが広すぎると、前提条件の説明などで既存の知識を広く浅くひろっていかなければならなくなってしまいます。
この方法だと、どうしても文献などでの情報を引用しながらまとめていく必要が生まれてしまいますよね。
逆に研究テーマを具体的かつ狭い範囲に絞り込むことで、深掘りもしやすくなるうえ、新しい発見や考察もうまれやすくなります。
長い文章を書くうえで、テーマを絞るのが不安になってしまうという気持ちもわかりますが、引用だらけの卒論にしない為にも、研究テーマは具体的に絞り込んで決定するようにしましょう。
アウトプットで自分の考えを深堀りする
卒論が引用ばかりになってしまう人の特徴として「インプットに集中しすぎるあまり、アウトプットがうまくできていない」というものがあげられます。
文献などで学んだ知識は、誰かに説明したり議論したりすることでより深く自分の中に定着します。
もし卒論テーマについて話せる知り合いがいないという場合には、1人で誰かに向けて説明するように話してみるのもありです。
確かに少し寂しい感じはしますが、自分の口で声に出しながらアウトプットをおこなうだけで、一気に自分の考えに深みを作ることができます。
このアウトプットの行程を挟むことで、卒論においても自分の言葉で説明ができるようになりやすくなりますので、みなさんもぜひ試しててみてください。
興味を持ちながら取り組めるテーマを研究する
興味を持って楽しめながら取り組めるテーマを研究することも、引用だらけの卒論にしないためにとても重要になってきます。
誰しも、自分に興味のないものには脳がうまく働かないものですよね。
卒論の研究テーマに「書きやすそうだから」と興味のないテーマを設定してしまうと、進んで学ぶ気が起きず、結果として文献などから引用するばかりの卒論になってしまいます。
逆に自分が興味を持って研究できそうなテーマを選ぶことで「あれはどうなんだろう」とか「このデータからはこういうことが推測できるのでは」など、次々と新たな考えが浮かんできそうですよね。
卒論を引用だらけにしないためにも、書きやすそうで興味のないテーマより、少し難しそうだけど興味を持って取り組める研究をテーマにしてみましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は卒論が引用だらけになってしまうという大学生の方に向けて、その対策を4つ紹介させていただきました。
卒論を引用だらけにしないためには、自分が興味を持てるテーマから研究内容を具体的に絞り込み、仮説を立てながら研究に取り組むことが重要だとわかっていただけたのではないかと思います。
研究を進めるなかでインプットばかりに集中せず、学んだ内容を自分の言葉で説明したり、議論したりすることもとても重要でしたね。
この記事の中に書かれているポイントを抑えておくことができれば、自分の考えを自分の言葉で表現しやすくなります。
結果的に卒論を引用に頼りすぎずに書き進められるようになるので、大学生の皆さんはぜひ参考にしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。