卒論は何文字書けばいいの?ズバリ教えちゃいます。

大学生にとっては、卒業するための必須事項として卒論があります。
卒論は卒業するための最終関門と言ってもいいでしょう。
大学によっては、ゼミに入らず卒論が要らないケースもありますが、大半の学生は卒論を書いて卒業していきます。

そのために4年生になった時点で、毎日少しずつ書いていけば問題はありませんが、多くの学生がギリギリで頭を悩ましてしまうことになります。

どうしても、最後の追い込みで卒業を目前にして限られた期間で書こうとする人も少なくありません。
ただ、たくさん文字数を稼いで書こうとする人もいますが、それでは良い卒論を書くことは到底無理な話です。

そのためにゆとりを持って、できるだけ時間を使って、びっくりと完成させるように心がけることが、内容に深みのある卒論を書き上げることになります。

では、そんな卒論ですが、何文字が理想的なのでしょうか?

●卒論の理想的な文字数は何文字?

卒論はれっきとした論文です。
そのために、何文字で論文を書き上げるか、とても気になり、心配してしまいます。

一般的には、卒論の理想的な 文字数は20,000文字~40,000文字と言われています。
但し、この文字数ですが、目次や参考文献のリスト、付録、参考資料は含んでいない文字数です。

したがって、20,000文字~40,000文字とは、卒論本文の数と理解してください。
1つの目安としては、パソコンで論文を書く場合、A4用紙ベースで1ページ約1000文字程度となります。

そのために、A4でレポートすると、約20枚~40枚程度の枚数で論文を書き上げることになります。
論文の多くがこのボリュームで仕上げるのが一般的だと言えるでしょう。

●文字数が多ければそれで良いというものではない

文字数を最大40,000文字で書けばいいのかと言うと、決してそうではありません。
卒論で重要なことは、文字数ではなく、その中身にあります。

文字数はあくまでもサブ的なことで、最も大切なことは、卒論の内容、すなわち中身です。
たとえ、文字数が20,000文字に達したからと言っても、その内容が全く意味が無かったり、陳腐なものでは論文ではありません。

極端に言ったなら僅か1ページであったとしても、今まで論じられたことのない内容で質の高い内容になっていたなら、それも論文として評価されるかもしれません。

しかし、文系の学生が論文を書くと、仮説やロジック的なストーリーとなっていてくので、自ずから20ページから30ページになっていきます。

色々と調査・研究して内容を充実させておくと、それだけで20,000文字を超えていたということになってきます。

●卒論の中身

卒論の中身をしっかりと考えることが重要です。
卒論は理想的な文字数で、その良し悪しや評価が決まっくるものではありません。
しかし、前述のように、文字数が少な過ぎて論文としては見なされないケースもあります。
単純に文字数が多いだけでなく、その中身の質とのバランスを計りながら、卒論を作成していく必要があります。

●卒論を書く前に

卒論の中身の質を高めるためには、まず初めにどのようなテーマでどんな流れで書いていくのか、しっかりとプランニングして考えることです。
内容を全く考えず、構成が決まらないままにプランなしで書いていったとしても、必ず途中で挫折してしまい、締め切りに間に合わないことは明白です。
そのために、書く内容が決まったなら、その上で構成を考えることで、ある程度の文字数が見えてくるものです。

尚、冒頭でも触れたように文字数は、基本的に大学や学部によって大きく変わることはないのですが、その一方で具体的な文字数が定められているかは一概に言うことができません。

学校によっては、文字数を40,000文字以上に指定する場合もありますし、特に明確に決められない得点もあります。

卒論はどちらかと言うと、文字数より書く内容をしっかりと調べて考えることに時間を要することになります。
そのために中身を充実させていくと、自然と文字数が考えた分だけ自然に増えて行くことになるでしょう。

しかし、卒論は文系と理系によっても、文字数には大きな差はあります。

理系の卒論のは文字数が少なくなるものではありませんが、図解入りで説明を進めて行くことになるのが、理系の卒論の一般的な書き方になります。

このことから理系の卒論では、文字数よりページ数で見られることもありますが、文系の場合はある程度のボリュームも必要になってきます。

何れの卒論でも、教授などのアドバイスをもらいながら、どのような進め方で卒論を書いていけばいいかしっかりと全体の中身を考えて、アンケートの実施・集計・分析をしたり、実験等の作業を始めていくことが必要です。

●卒論の構成

また、卒論を書く前に、始めに構成の決めていくことが必要となります。

ただ漠然とやみくもに書いていくよりも、卒論のストーリーをしったりと組み立てて書いていく方が文字数を理想的なボリュームで収めることができます。

それでは理系と文系の卒論の構成を考えてみることにしましょう。
大学やゼミの研究内容によって多少なりとも異なりますが、基本的な構成はほぼ同じです。

・理系

理系の卒論構成としては、
1.表紙
2.目次
3.研究目的,その背景
4.理論と実験
5.実験結果、
6.考察や結論
7.参考文献
8.付録
という流れで構成されます。
特に同じ研究室の過去の卒論や教官の論文を見て構成を参考にするのもいいことです。良いでしょう。

・文系

文系の卒論は理系と異なり実験がありませんが、調査が必要なケースがあります。
そのために卒論構成として、
1.序論
2.本論
3.結論
という流れになってきます。
序論では、テーマの問題提議や仮説の立てて、本論で仮説の検証や説明を書き、最後の結論で自分の考えをまとめていく流れです。

●まとめ -卒論は何文字が理想か-

このように卒論は、理想的な文字数はあるものの、基本的にどのようなテーマでどんな進め方にしていくのか、その内容をしっかりと固めて行くことが大切です。

卒論で必要な文字数は何文字か、という答えに端的に答えるなら、2万文字以上、ということになります。

また、卒論については、↓コチラのサイトも、とても参考になります。

レポートセル.com

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