卒論で「文献」ってどう書くの?書き方は?

文献(参考文献)の書き方に悩んでいる人も少なくないのではないでしょうか。文献の扱い方次第で、論文全体の信頼性が大きく左右されるからです。

卒論の文献の書き方

卒業論文においては、自身の主張の根拠となる先行研究や理論的枠組み、具体的な事例などを文献として適切に示すことが肝心です。しかしその書き方や形式を誤ると、内容に不備があるように映ってしまい、せっかくの主張も説得力を損ねかねません。そこで今回は、文献の適切な書き方について詳しく解説したいと思います。

まずは基本的な心構えとして、文献の「形式」を統一することが何より重要です。所属する大学や学部、指導教員から指定があれば、それに従うのが鉄則です。代表的な文献記載の形式としては、APA方式、MLA方式、 Vancouver(バンクーバー)方式などが知られています。

これらの形式にはそれぞれ、文献データの記載順序や書名の表記ルール、インデントのつけ方など、細かなルールが定められています。まちがいのないよう、くれぐれも注意が必要です。軽視していると、致命的な不備を生む恐れがあります。

特に参考文献一覧(リスト)の書き方は、最重要ポイントです。著者名、発行年、タイトル、出版社など、必須の情報項目を確実に含め、統一された形式と順番に従って正確に記載しなければなりません。ごくわずかの誤りがあっても、総じて不備があるように見なされてしまいます。

次に本文中の文献の「引用方法」についても、しっかりと身に付ける必要があります。引用に際しては、どの形式でも著者名と発行年の明記は欠かせません。直接引用の際は、該当ページ数も必ず合わせて示します。間接引用の場合でも、根拠となる出典は明確に示す習慣を付けましょう。

引用部分が長くなる場合は、1つ字下げのインデント付き段落で表記するのが一般的です。引用の長さによっても、表記のルールが変わってくるので注意が必要です。

さらにオンライン上の文献資料の引用に関しても、ルールの理解が重要になってきます。一般の書籍と同様、著者(サイト運営組織)名、ウェブサイト名、掲載年、URLなど、定められた項目を確実に記載する必要があります。

このように細かいルールの数々を完全に守ることで、文献の記述に一貫性と信頼性が生まれ、ひいては論文全体の質が高まるのです。

また、卒論については、↓コチラのサイトも、とても参考になります。

レポートセル.com

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