卒論のまとめの書き方!これさえ押さえておけば大丈夫!

卒論に限らず論文を書くにあたっては構成として序論、本論、結論といった流れが必要になります。まず序論で先行研究や卒論の内容を簡単にまとめる。本論で自分が1番伝えたいことを自分自身の調査を通じて根拠を示して説明する。最後に結論として卒業論文の全体を総括するというのが一般的な書き方になると思います。

特に結論にあたる部分は、言い換えれば卒論のまとめの部分になります。序論と本論の中で明らかにしてきた自分自身の意見や検証結果を改めて記載するとともに自分自身の卒業論文では明確にしきれなかった部分を今後の課題として提起すること、自分自身が今後研究を継続することによって解明していきたいことを明らかにするのが重要だと思います。

では卒論のまとめの部分で必要となる要素を具体的に挙げていきたいと思います。

●考察

自分自身の課題や研究の成果について客観的な評価や考察を行うことがポイントになります。自分自身の研究によってどのようなことが確認することができたのか、関連した研究と比較してどのようなメリットがあるのかを記載していきます。またこのようにできたこと、プラスの面だけではなく自分自身の研究の限界や課題等についても公にする必要があります。またその課題が発生した原因なども明らかにすればより良いと思います。
自分自身の課題や研究の成果について客観的な評価や考察を行うことがポイントになります。自分自身の研究によってどのようなことが確認することができたのか、関連した研究と比較してどのようなメリットがあるのかを記載していきます。またこのようにできたこと、プラスの面だけではなく自分自身の研究の限界や課題等についても公にする必要があります。またその課題が発生した原因なども明らかにすればより良いと思います。

●謝辞

卒論のまとめの中では研究でお世話になった方々へのお礼を簡潔に書く必要があります。一般的に謝辞と呼ばれています。
担当教員を1番最初に挙げ、その後に研究室の先輩、研究にあたってお世話になった企業の方々、さらには同じ研究室の仲間や後輩についてもお世話になったのであればそれぞれに名前を挙げて簡潔に具体的にどうお世話になったかを記載しながらお礼の言葉を述べることが重要になります。

●参考文献

卒論を書く上で参考にした文献を番号を振って一覧化することです。出席の場合は著者や本の名前、出版社、発行年を記載します。また文言や雑誌の解説記事の場合は著者や論文名、出典、ページ名を記載します。最近多いのがウェブページなのでページのタイトルとURLを明らかにしておけば良いと思います。また最近はリンクが切れてしまうこともあるので参照した年月もあれば良いと思います。これもキレイにまとめることが大事です。

●付録

プログラムや実行結果など説明する上で必要と思われるものがあれば付録としてまとめましょう。

◇◇◇

以上が卒論の結論、まとめにあたる部分で必要な要素になります。要するに、自分自身がどのような過程を経て結論に至ったのかをきちんと明らかにすることが重要なのです。このような参考文献がない中で突然序論から結論に至るような論文では本当に自分自身で考えて記載したのかどうかが疑われることになりかねません。
その意味でも考察や結論だけではなくこのように参考としたものを明らかにするのは重要なポイントになってくるでしょう。

では、繰り返しになるかもしれませんがまとめや結論をどのように気をつけて書いていけば良いかを改めてまとめておきます。

まず、冒頭にも記載しましたが1番重要なのは序論や本論で記述した内容をまとめることです。ここで重要なのは余計なことをしない、感想文にならないと言うことです。またここまで出てこなかった内容に触れる事はまずあり得ません。

要するに本論部分の記述を簡潔にまとめることが1つ、さらには序論部分で記述した目的の答えを結論、まとめとして記載することがポイントです。正直なところここさえきちんと守れていればほぼ問題ないかと思います。もちろん卒論としてその答えやまとめが間違っているかもしれませんが論理構成としてはここさえ守られていれば問題ないと言えるでしょう。
まとめを書いていてふと思いついたといったような内容が結論部分に触れられていると読んでいる方からすると違和感を感じます。あくまで結論部分では序論で明確にした目的のゴールを記述すれば良いのです。だからこそ本当の分で記述した内容をまとめればオーケーになるはずです。

序論、本論、結論またはまとめといった流れは卒論だけではなく一般的な論文を作っていく中でも基本的な構成になります。以上のことを踏まえてまとめを書いていけば、大きく論文の論旨がずれて行く事はないと思われます。
1番最初に序論、本論、まとめまでの構成やアウトラインを明確にしておけば上記を守ることが可能になるのではないかと思います。もちろん、このアウトラインの段階で客観的な評価をしてもらうことも重要です。

また、卒論については、↓コチラのサイトも、とても参考になります。

レポートセル.com

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