卒論の参考文献の文字数はいくつが良い?
大学4年生になると、多くの学生が頭を悩ましているのが卒論です。
それは、卒業に向けて最後の仕上げが卒論と言っても過言ではないからです。
学生の中には、ゼミに参加せずに卒論を必要としない人もいますが、基本的に卒論を書いて卒業することがほとんです。
その中で重要な位置を占めてくるのが、参考文献です。
卒論で定めたテーマによって、どのような文献を参考したかで、論文の内容もかなり変わって来ることがあるからです。
この参考文献は、最後に記載するのですが、どの程度の文字数が理想的なのか気になるところです。
そこでここでは、そんな点にフォーカスして参考文献について考えていくことにしましょう。
●卒論の参考文献
卒論での参考文献とは、論文を書く時に参考にした文献や書籍のことを指していますが、通常は卒論の最後に明記する必要があります。
卒論を書く場合に悩むことは、どの程度の参考文献を明記すればいいかということです。
確かに卒業論文を書く際には、できるだけ多くの参考文献を参照しながら執筆する必要がありますが、あまりにも膨大な数になってしまうと、論文の内容の組み立て方も大変になってきます。
しかし、文献数が少なすぎると、卒論の内容が陳腐なものになってしまい、あまりいい評価を得られるものではありません。
したがって、卒論の参考文献数については、その数を飽津程度は気にする方がいいと思われます。
担当教官や大学側も論文を見て評価する際に、参考文献の数をそれなりにチェックしていることが多い傾向にあります。
最近では、インターネットで検索して文献や論文を参照する学生の人達も多いのですが、しっかりと書籍となっている参考文献を孫文の末に掲載しているかをチェックする教授も少なくありません。
しかし、その文字数も気になるところです。
●参考文献の文字数はどの程度がいいの?
卒論の内容を充実させて完成させるために必要とされる参考文献の冊数としては。35冊~50冊が1つの目安とされています。
とはいうものの、卒論の末尾にどの程度の参考文献を明記すべきかははっきりと決まっていないことが多いです。
一般的には、卒論で20冊程度の参考文献を記載していることが通常ですが、論文を書く上で記載する参考文献を活用する項目としては、研究の背景や目的、提案のやり方等で活かされることがほとんどです。
そのために、参考文献の理想的な文字数を意識するより、冊数の方が重要視されると思った方がいいでしょう。
●参考文献の文字数は卒論の文字数にはカウントされない
卒論を書く時に意識しておきたいのが、論文そのものの文字数です。
一般的な卒論の文字数は、平均して20000文字と言われており、A4用事で20ページ程度になります。
中には30ページを超えることもあり、30000文字くらいを最低ラインに指定している研究室もあります。
しかし、文字数は理系と文系で異なってきます。
理系は文系よりも文字数が少ない傾向にあるのですが、解説に必要な見やすいグラフや図を取り入れて記載する卒論が多くなってきます。
そうすると、文字数というよりはページ数で判断されることもあります。
一方で文系の場合、理系とは違い、ある程度のボリュームが求めらることが多いです。
ここで、注意する店は卒論の文字数としてカウントされない項目があるということです。
タイトルや氏名、学籍番号等をはじめ、参考文献の文字数もは卒論の文字数に含まれません。
卒論のシビアに評価する大学によっては、卒論の文字数の必要数を指定しているところもありますが、そのような場合に参考文献の文字数を論文の文字数に含めないようにして、論文を書くことが必要です。
●卒論における参考文献の重要性
卒論の末尾に参考文献を書く時は、論文の情報源として、どの文献が引用されているか、反映されているかを省かずに書くことが重要です。
引用元の文献、引用部分の箇所の他に、卒論末尾に明記されている参考文献一覧から論文や書籍を探し出すことができることを意識して論文を書くと、内容の濃い卒論ができるので、高い評価も得られやすくなります。
また、参考文献の明記の仕方も意識しておかねばなりません。
参考文献には番号を付けて明記するようにしておくことです。
一般的な卒論では、参考文献は結論や謝辞の後に最後のページとして記載されますので、卒論の内容を充実させるだけでなく、見やすさも卒論の質を高めるポイントです。
そのために番号を付与して明記すること大切なことなのです。
卒論多くの人に読んで評価されるために書くものなので、見やすく書くことも必要だということです。
●まとめ
大学4年生にとって卒業するために必要な卒論は学生最後の総仕上げになってきます。
中には大学によって卒論が必要ではないケースもありますが、基本的には卒論を書いて卒業することになります。
就職が決まり、ラストスパートで卒論を書こうと焦る学生も少なくありません。
毎日少しずつ書いていけば、卒論で頭を悩ますことはありません。
むしろ短い期間で文字数を稼ごうと焦ると、中身が充実した卒論ができるものではないので、時間をかけてじっくりと完成させるべきです。
そのために参考文献の文字数を気にするより、しっかりとしたテーマを設定して、きちんを参考文献を活用することの方が大事なのです。