卒論って何字?学生の平均教えちゃいます。

卒論というのは、大学4年生が卒業するにあたって書く、自分たちの4年間の勉強の集大成となる論文です。
したがって、これまで学んできた知識や経験を生かして、自分なりの課題とその解決策を示すという内容となっていますし、その内容面をしっかりと設定することがまず難しいと言えます。
しかし、卒論の場合にはもう1つ大変な部分があって、それが全体のボリュームなのです。
卒論というのは論文であるがゆえに、そのボリュームは非常に大きくなります。
その文字数というのがとんでもなく多くなるというのが通常なので、全て書き上げるために必要な時間も長くなるのです。

卒論は何字書けばいいのか?

大学生がこれまで普段の授業で書いてきたレポートなどと比較すると、その文字数は相当多く感じるでしょうけど、問題は何字書けばいいのか?ということです。
何字書くのが普通なのか?その平均を知りたいという人がいるはずです。
これに関しては平均という数字を出すことができますが、その数字は文系と理系で異なっています。
一般的に文系の学生の卒論の文字数の平均の方が多い状態で、相対的に理系は文字数は少なくて済むという状況になっているのです。
文系の場合には40字×30行のページに卒論を実際に書いていくことになるので、1ページあたり1200文字ということになります。
それが100ページ程度必要ということが言われており、その程度のボリュームで卒論を書いている人が多いということが言えます。
しかし、1200字×100ページで12万文字も書いているのか?というと、そうではないのです。
というのも、卒論を書くときには適宜改行をしていくことになるので、1行あたり40字を毎回書いているわけじゃないということです。
つまり、びっしり書いたら最高で12万文字ということにはなりますが、実際はもっと少ないということです。
それに100ページも書いていないケースも普通にあると言えますから、平均ということで言えば2~3万文字の間ということになるでしょう。
そして、理系に関しては1~2万文字程度が平均と言え、文系の学生と比べたら文字数はかなり少ないという状況があります。

文系の場合にはかなり幅がありますが、これはそれぞれのゼミの教授によって差が出る部分なのです。
というのも、卒論というのは最低何文字書かないといけないというルールがそれぞれで決まっていることが多いですが、その最低文字数というのはゼミの教授ごとに異なっているからです。
所属する大学、学部学科ごとの違いというのもあるでしょうけど、やはり自分がどのゼミに所属しているのか?によってかなり状況が変わるため、全て書き上げるために必要な難易度という部分が変わってきます。
だから、人によっては最低1万文字とか、そういうケースもありますが、逆に最低2万文字みたいなケースもあるということです。
当然ながら、そのゼミで指定された最低文字数の条件はクリアしないといけません。
卒論の文字数の平均を超えていたとしても、そのゼミで指定されている文字数の最低ラインを超えていないとそもそも合格はもらえないでしょうから。
学生の平均というのはあくまでも参考にすべきものであり、それぞれのゼミの条件というのをきちんとクリアしていくことが大切になってくるのです。

卒論に関しては何字書く必要があるのか?という部分も気になるとは思いますが、やはり内容面がしっかりとしていないと、そもそも合格はもらえません。
文字数の条件をクリアするというのは最低限達成しないといけない部分ではありますが、合格をもらうためにはさらに必要な部分があるのです。
だから、卒論では文字数を意識しながらも、内容の充実度について常に気を遣っていく必要があると言えます。
内容が充実していけばいくほど、自然と文字数が増えていくものなので、内容の充実を意識していくと卒論としての質が上がり、文字数が増えていくという望ましい状況になるでしょう。
卒論を書くときには文字数よりも結局は内容の方が重要であり、より濃い、質の高い卒論を書いていくということを目指せば良いということなのです。

ちなみに卒論を書くときには目次や参考文献などを中に記載していくことになりますけど、そういった部分は文字数に含まれるのか?というと、一般的には含まれません。
ただ、それぞれのゼミごとに細かくルールが異なっている可能性もあり、場合によってはそういったものを文字数に含めても良いという判断をする可能性はあります。
だから、事前に文字数のカウントの仕方、どこまでを含めて数えれば良いのか?という部分を確認しておく必要があるのです。
卒論は卒業がかかった大切な論文なので、真剣に取り組んでいかないといけないと言えます。
したがって、卒論を実際に書くときのルールに関してはそれぞれの担当者にしっかりと確認をしておくべきで、文字数以外でも執筆にあたって気になる点があれば、逐一質問をしていくべきという点は覚えておきましょう。

また、卒論については、↓コチラのサイトも、とても参考になります。

レポートセル.com

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