卒論の止め方って?どこで止めるべき?

卒論で、「ここで止めるべきか?」「もうひと押しすべきか?」そう悩む機会は必ずやってきます。

卒論の締めくくり方には、明確な決まりはありません。しかし、いくつかの目安とコツを押さえておけば、適切なタイミングで卒論を無理なく仕上げられるはずです。ここでは、卒論をどのようなタイミングで収めるべきか、そのポイントを徹底解説します。

卒論の締めくくりを決める4つの重要なサイン

まず、いつ頃卒論の執筆作業を収めるべきかのサインとして、以下の4点に注目しましょう。

1. 最低限の文字数が足りていること

卒業論文には最低限クリアすべき文字数が設定されています。これが不足していては論文として通用しません。まずはこの文字数の目標をクリアしたか確認が必要です。

2. 研究目的が概ね達成されていること

卒論の中心は「研究目的の達成」にあります。立てた目的や課題がおおむね達成された段階で、形にまとめる時期が来ています。

3. 大幅に新しい発見や知見がなくなること

何度も推敲を重ねても、目新しい発見や新たな知見が見つからなくなった時が、卒論のまとめ時と言えるでしょう。

4. 締め切り日が間近に迫っていること

理想を言えばここまで研究を重ねられれば良いのですが、現実には期限が存在します。締め切りが間近なら、とりあえず卒論をおさめる必要があります。

この4つのサインがそろった頃が、卒論の仕上げ時期と考えられます。ただし、状況によってはずれることもあるので、それぞれの専攻分野の特性を考慮し、指導教員の助言を仰ぐのが賢明です。

不安なときは指導教員に相談しよう

卒論の締めくくりについて不安な点があれば、遠慮なく指導教員に相談するのが何より大切です。以下のような相談事例が考えられます。

  • 文字数が多すぎる/不足している
  • 研究の方向性や目的から外れてきた
  • 締め切りに間に合わない
  • 発見が思ったより少なかった
  • 推敲しすぎて止め時がわからない

このように、さまざまな不安がつきまといます。しかし、教員の適切なアドバイスを受ければ、その不安は解消できるはずです。

指導教員はこれまでの経験から適切な収め時を判断できるはずです。時に助言を仰ぎながら、焦らずに執筆を進めていきましょう。

卒論の締めくくりに向けてのポイント

最後に、締めくくりに向けて意識すべきポイントをいくつかまとめます。

1. 研究目的と論旨の一貫性を再確認

締めくくりに向けて、論文全体の論旨と研究目的が一貫しているかを見直しましょう。中心がブレていないかを確かめます。

2. 本論の推敲に注力する

締めくくりに向けた最後の大切な作業は本論部分の推敲です。論理の抜け穴や誤りがないかどうかにフォーカスし、読み直しを重ねます。

3. 序論と結論は簡潔に

一方、序論と結論の推敲は手間をかけすぎない方が無難です。簡潔に論点をまとめ、ごちゃごちゃと手を加えすぎないようにしましょう。

4. 体裁の統一を確認

論文全体の体裁が統一されているかチェックします。字体や字間、フォントの大きさ、インデントなど、細かい部分にも気をつけましょう。

5. 指導教員の了解を得てから最終原稿に

全ての作業が終わった後は、必ず指導教員の了解を得てから最終原稿を仕上げます。教員のアドバイスを参考に、最後の微調整を行いましょう。

このように締めくくりに向けては、さまざまな作業が控えています。焦らずに一つ一つ丁寧にこなし、不明な点は指導教員に相談しながら進めていけば、卒業論文は無事完成するはずです。

まとめ

  • 卒論の締め時は研究目的の達成度合い、発見の有無、文字数、期限などから総合的に判断する
  • 不安なことがあれば遠慮なく指導教員に相談すべき
  • 締め際は研究目的との整合性、本論の推敲に重きを置く
  • 序論・結論は簡潔に、体裁の統一も大切
  • 最終的には指導教員の了解を得ながら仕上げる

また、卒論については、↓コチラのサイトも、とても参考になります。

レポートセル.com

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